先日現代美術家の方とお話をする機会があって色々と伺ってきました。

 どうやってそのアイデアを得るのかなと気になっていたのですが、資料の集め方について伺ってみたところ、Ipad(指紋認証あるやつ)を取り出し見せてくださったのですが・・・


 「テレビでいいものが映ったらこれで撮る。」


 ・・・えっ??


 そんなのでいいのかと驚きました。結構有名な方で美術館で個展とかされています。そんな人でもテレビの映像を撮影して使っているとは思ってもいませんでした。勝手なイメージですが、著名な人はわざわざそういう写真を取れるところまで出向いたりお金をかけて資料を集めているもんだと・・・

 しかし、そうやって得たた資料をもとに作られた作品が20万円前後で売買されているわけです。この部分をどう捉えるかは差が出てくるでしょうね。

 以前の僕だったら、「高く売るためには経費をかけなければいけない」のような盲信がありましたので、やたらお金をかけて資料を集めたり展示会に出向いていました。今はそんなことを思っていませんが、著名な作家さんは違うだろうと思いこんでいました。



 もちろん、この手法が全てというわけではないでしょう。しかし、作品を作るにおいてヒントをどこから得るか、それは限りなく自由であるということがわかりました。

 そういえば以前も絵の先生から同じこと言われましたね。日常の風景からヒントを見つけていこう、と。植物とか家の壁とか観てると案外きれいだったりします。写真をとってPhotoshopで加工するだけでなかなかの素材になりますからね。そういえば我々のようなデジタル作家にとっては資料にするまでもなくそれ自体を利用できてしまうのでより楽チンですね。